定期予防接種

BCG

生後5ヶ月から7ヶ月までに1回接種します。4週足混合ワクチンを3回受けたあとの5ヶ月頃の接種が最適です。
止むを得ない事情がある場合には1才まで公費で接種できます。

4種混合、3種混合+ポリオ

生後3ヶ月となったらすぐに1回目を接種し、その後3-8週間隔で2回続けて受けましょう。
ヒブ、小児肺炎球菌、ロタウイルス、B型肝炎ワクチンなどと同時の接種がおすすめです。
4週間毎に同時接種で受けましょう。
追加接種も1歳の誕生日が来たら同時接種で受けましょう。
ヒブ、小児肺炎球菌、4種混合、MR、水痘、おたふくの6本を同時に接種することも可能です。

2種混合(DT)

11才でDTの追加接種(接種対象は11-13才未満)します。

MRワクチン

第一期は1才の誕生日になったらすぐに受けましょう。
ヒブ、小児肺炎球菌、四種混合、水痘、おたふくなどと同時に接種することが可能です。
第二期は小学校入学前の4月から6月に受けましょう。

日本脳炎

第一期:生後6ヶ月から接種できますが、通常は3才で接種します。
1-4週の間隔で2回(①②)、2回目の約1年後の4才に3回目を接種します(③)。
第二期:9-12才に1回接種します。
平成7年4月2日から平成19年4月1日までの生まれの人は、20歳まで特例措置が適応されます。

インフルエンザ菌b型(ヒブ)

生後2ヶ月で1回目の接種(①)を行いましょう。その後4-8週間隔で2回接種(②③)しましょう。
3回目の接種から7ヶ月以上開けて1歳に4回目を接種しましょう(④)。
定期接種を早期に完了するためには同時接種が必要です。
初回接種の月齢、年齢により接種回数が異なります。

肺炎球菌(PCV13)

生後2ヶ月になったら1回目の接種(①)を行いましょう。
その後4週間隔で2回接種します(②③)。
生後12-15ヶ月齢に4回目を接種します(④)。
初回の接種月齢、年齢により接種回数が異なります。

水痘ワクチン

1才になったら、MRワクチンの次にできるだけ早く受けましょう。
1才でMRワクチン、おたふくかぜと同時に接種するのが勧められます。
1回目の接種のあと3ヶ月してから2回目の接種を受けましょう。

B型肝炎

定期接種:生後1,2ヶ月から接種を始めましょう。
1回目のあと4週間して2回目を受けましょう。3回目は1回目の半年後に受けましょう。
母子感染予防:母親がB型肝炎ウイルスキャリアーの場合、母子感染予防として、健康保険で接種ができます。
一般には1回目は出生直後、2回目はその1ヶ月後、3回目はその5ヶ月後です。

65歳以上の肺炎球菌ワクチン

対象となる年齢を確認し、その年度内に接種を受けましょう。
以前に一度でも接種したことがあれば、定期接種の対象にはなりませんが、任意接種として受けることはできます。
平成26年6月からは13価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV13)が65歳以上の成人に適応が拡大されました。
ご希望の方は医療機関に相談しましょう。

子宮頸がんワクチン

中学1年で初回接種を行い、1-2ヶ月後に2回目、初回接種の6ヶ月後に3回目を接種します。
現在接種の積極的勧奨を中止している状態です。

ロタウイルスワクチン

ロタウイルスワクチンは令和2年10月1日から定期接種ワクチンとなります。
対象は2020年8月生まれ以後の乳幼児で、初回の接種時期は生後2ヶ月から14週6日までです。
ワクチンは2種類あり、ロタリックス(一般弱毒性人ロタウイルスワクチン)は4週以上の間隔
をおいて2回服用します。ロタテック(5価経口弱毒ロタウイルスワクチン)は4週以上の間隔
をおいて3回服用します。

任意接種ワクチン

おたふくワクチン

1回目は1歳となったら、MRや水痘ワクチンと同時接種で受けましょう。
2回目はMRワクチンとの同時接種(5歳以上7歳未満で小学校入学前の1年間)での接種を
推奨します。

A型肝炎

1歳以上であれば、2-4週間の間隔で2回接種し、その約半年後に3回目を接種します。

インフルエンザワクチン

生後6か月以上で13歳未満まででは2回接種を行います。
流行まえに2回接種が終わるように、1回目は10-11月、2回目は2-4週間開けて、11月に行うようにします。
13歳以上は通常は1ですが、2回接種もできます。
1回接種量:6か月-3歳未満:0.25ml; 3歳以上:0.5ml

髄膜炎菌ワクチン

2歳から受けられます。海外留学や高校や大学で寮生活をする人などは接種が薦められます。
2歳から55歳に1回接種します。筋肉内注射です。